開発者通信②
更新パッチ配信決定!
2013年5月1日

皆さんこんにちは。
プロデューサーの小笠原です。
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?
昨日4月30日を持って、PS Vita用「アクション体験版」の意見募集が終了しました。
非常に多くのご意見、ありがとうございました!

4月4日の開発者通信①でもお知らせしましたが、多くの方からご意見をいただいた箇所については、早速開発チームで修正作業を行っており、より快適に、爽快にプレイしていただけるクオリティの実現に向け、確かな手応えを感じつつある状況です。

そこで、急遽ではありますが、プレイヤーの皆さんに改善の方向性を確認していただくべく、
PS Vita用「アクション体験版」の更新パッチを配信することにしました。
現在、鋭意準備を進めており、今月の中旬には配信できる予定です。

もちろん、まだ調整中の部分や今回のパッチに入れるのは間に合わない要素もあるのですが、
進化した『討鬼伝』のアクションをお楽しみいただけますのでぜひご期待ください!



更新パッチで調整・変更された主な要素を以下に記載します。

1. 移動速度とアクションのレスポンスの改善

  • 通常移動の速度を上昇させました
  • 「走る」を ×ボタン長押し+移動 から、Rボタン長押し+移動 に変更しました
  • 各攻撃速度、攻撃後の硬直などを調整し、操作感を向上させました
  • □ボタン+×ボタン の同時押し操作を、「各種設定」で背面タッチパッドに設定できるようにしました
  • △ボタン+○ボタン の同時押し操作を、タッチスクリーンで発動できるようにしました
    また、「各種設定」で背面タッチパッドに割り振れるよう対応しました

2. 気力の消費量の調整

  • 気力の回復速度を上昇させました
  • 特定の攻撃を除く、通常の攻撃中については、気力が回復するようにしました
  • 一部の溜め攻撃から、気力消費をなくしました

3. 武器アクションの調整

  • 武器:太刀において、特殊技「残心」中は敵の攻撃にひるまないようにしました
    また、「残心」終了時に、○長押しで攻撃しながら納刀するようにしました
  • 武器:手甲において、通常攻撃を四撃目までつなげられるようにしました
    また、好連係を発生しやすく調整しました
  • 武器:鎖鎌において、空中でも「飛び退き打ち」(□+×)が出せるようにしました
  • 武器:弓において、構えに戻らず、通常攻撃を継続的に射ち続けられるようにしました
    また、番え3回(△△△)の矢の性能を変更しました
    特殊技「呪矢」において、範囲外の敵にもロックオンするようにしました

4. 演出面の強化・改善

  • インターフェースの修正を行いました
  • 画面効果について全般的に追加、修正を行いました
  • SE、BGMの修正、調整を行いました

5. その他

  • すべての任務を初めからプレイできるようにしました
  • 操作の変更に伴い、電子マニュアルを修正しました


その他にも、主にアクション全般にわたって様々な修正と調整を行っています。





また、PSP用の「アクション体験版」は、5月下旬の公開を目指して調整しています。
PS Vita版とのクロスプレイや、アドホックパーティを利用してのマルチプレイも可能になります。
PSPユーザーの方は、もう少しだけお待ちください。
※PSP用「アクション体験版」でも、早期予約特典の「ミタマ 桃太郎」は使用できます。





さらにお知らせです。
製品版へのデータ引き継ぎが可能な「体験版」6月の中旬以降に配信します!
この体験版では、開始時のキャラメイクはもちろん、全6系統の武器や各種スタイルのミタマなど、
ゲーム序盤で使用可能なすべての要素を体験していただけます。
シングルプレイでは、序盤のストーリーも実装予定です。「アクション体験版」では登場していない“初穂”や“息吹”にもゲーム内で出会えるでしょう。
このストーリー要素も『討鬼伝』の大きな魅力ですので、楽しみにお待ちください。
こちらの体験版は、PS VitaとPSPの2機種同時に配信予定です。

ストーリーに関連して、『討鬼伝』の独特な世界観を味わっていただけるよう、ソニーの電子書籍ストア「Reader Store」にて、描き下ろしのコミックや、キャラクタービジュアルなどのギャラリーが楽しめる無料電子書籍「The World of 討鬼伝 Vol.1」を配信しています。PS VitaやAndroid端末でお楽しみいただけますので、こちらもぜひご覧ください。

今回は色々とお知らせしました。
皆さんに満足してもらえるクオリティを目指して、マスターのギリギリまでブラッシュアップを続けていきますので、引き続き『討鬼伝』をよろしくお願いします!

開発者通信①
アクション体験版について
2013年4月4日

皆さんこんにちは。
プロデューサーの小笠原です。

「アクション体験版」へのたくさんのご意見、ありがとうございます。
お送りいただいたご意見は、プレコミュさんから定期的に我々の手元に送られてきており、早速今後の改善点へのディスカッションを行なっているところです。

今回の「アクション体験版」は、部位破壊を攻略プロセスに組み入れた“鬼”との戦闘や、タマフリの効果・使用法など、アクションに関する本作独自の要素を、まずは皆様にご理解いただき、そして、実際にプレイした感想、ご意見を頂戴することで、本作の魅力の中核となる、それら要素の品質をより向上させたいという願いから配信しました。

そのため、キャラメイクをはじめ、本作の大きな特徴であるストーリーパートや、キャラクターたちと繰り広げられるイベント、ウタカタの里の各種施設などが実装されていない点に関してはご理解ください。
※これらの仕様については、今後情報を公開していきます。
まずは、アクションゲームですので、肝となる“鬼”との戦闘部分について遊んでいただき、ご意見をいただければと思います。

まだ体験版配信から3日ほど経った段階ですが、すでに数多くのご意見をいただいています。
その中で、大きく触れられている以下の点については、早速ですが改善に向けて開発チームが動いております。


【気力ゲージの消費について】

「気力がすぐ無くなってしまう。」というご意見を多くいただいています。
『討鬼伝』では、「走る」際のほか、一部の攻撃や回避、「鬼の目」の使用時に気力を消費する仕様になっています。気力を無制限ではなく、限りのある中で使うタイミングを狙って使っていただく、いわゆる気力ゲージのマネジメントも攻略要素の一つとして考えています。
ただ、ご指摘いただいているようにバランスについては大きく調整する必要があると認識しております。製品版に向け、より快適に、かつ、熱中してバトルをお楽しみいただけるよう改善していきます。

【移動、戦闘のスピードについて】

「もっさり」というご意見、沢山いただきました。
移動や戦闘のスピードについてのご意見を、現状最も多くいただいています。
本作のアクションは、スピード感を押し出すのではなく、一定の重さやリアリティを感じさせる動作によって、部位破壊時の爽快感を際立たせる方向性となっておりますが、ご意見をいただき、特に移動関連について大きく改善する必要を感じております。
また、前述の気力にも共通していることなのですが、通常の状態とミタマによって強化された状態との差異については、通常状態を引き上げる方向で整える予定です。
本当に多くの方からスピードに関するご意見をいただき、この事だけでも「アクション体験版」を出した甲斐があったと思っています。次に遊んでいただける段階では、より快適に、爽快感を増したアクションに改善します。

【ヒット時の効果について】

武器が相手にヒットする際のエフェクト・SEについて多くご意見をいただいています。「軽すぎる」「肉を切っている感じが薄い」というのがその殆どです。
攻撃時の「手応え感」については、本作がもっとも重視しているポイントとなりますので、ご満足いただけるようなクオリティを目指して改善を重ねます。

【メニュー画面などのデザインについて】

「アクション体験版」では、任務を受ける「里」が実装されていないため、便宜上仮のメニュー画面や、任務受注画面「モノノフ仮設本部」を入れています。
もちろん製品版では、より世界観にマッチした作りになってきますのでご安心ください。

【和の要素について】

使用しているフォントやUIなどについて、「もっと和の雰囲気を」というご意見をいただいています。こちらについては、見やすさ・馴染みやすさと、世界観とのバランスについて開発でも議論になっていました。もちろん世界観との整合性にこだわり過ぎてユーザビリティを度外視するつもりはありませんが、より『討鬼伝』の世界に馴染む形に調整していきます。
我々が本作において重要と感じていた「和」の要素について、多くの方が興味を持ってくださっており、「むしろもっと出して欲しい」との意見が多かったことは、嬉しく感じました。本作ならではの和風ファンタジーの世界にご期待ください。

修正の方向性や方針、その他の箇所についての改善は、引き続きいただくご意見を元に検討していきます。後日、何らかの形で修正箇所をご説明いたしますので、お待ちください。



また、多くいただいている質問にご回答いたします。
各メディアなどでお伝えしている内容もありますが、今一度。

Q.
A.
オンライン協力プレイはできないの?
「アクション体験版」では、アドホック通信が可能となっています。
インフラストラクチャーモード、アドホックパーテイーには対応しておりません。
製品版では対応いたします。
Q.
A.
PSP版の体験版はないの?
5月に配信予定です。
Q.
A.
ダッシュはできないの?
プレイ中、Xボタンを押していただくことで「走り」状態になります。
「走り」中には、気力を消費します。
Q.
A.
キャラメイクは、名前、性別、装備の色、ボイスのみ?
「アクション体験版」では、マルチプレイ時の判別用に最低限のキャラメイクができるようになっています。製品版では、顔や髪型、各所の色など細部まで設定していただけます。
詳しくは続報をお待ちください。
Q.
A.
「討鬼伝」の世界には、人と鬼しかいないのですか?癒しが欲しいです。
こちらについては情報解禁前なので詳しくお話はできないのですが…。続報をお待ちください。


では、引き続きよろしくお願いいたします!

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